歌会コメント
歌会、4名。
雷が通り過ぎたあとの雨の中、静かに歌会。
そのせいではないですが、韻律が不定形な歌が多かったです。
人数が少なく、あまりに歌会が短すぎるので題詠「首」「ふる」も行いました。
詠草
この土地に風が無いこと嘆きながら右手だけで花束を持つ 廣野翔一 風にちぎれる冬の噴水/何も咲かない春はほろんだ 藪内亮輔 ひと吹きに電飾を消し雨だったような記憶の桟道に立つ 小林朗人
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