歌会コメント
歌会 参加者9名。
前日に急遽呼びかけてくれた阿波野くんが司会。
10首の詠草が集まりました。
歌会回数を増やしていくことに。
詠草
歳月の裂け目のような秋めぐり立ったままいのちほどく植物 大森 静佳 マニキュアが乾ききらない気がしてた水族館の暗がりにいて 笠木 拓 銀杏をふまないやうにかはしゆく花柄のシャツの背中が遠い 安達 広介 睡眠がひとを毀(こは)してゆくからに月の光はうすきしら骨 藪内 亮輔 あなたならいいよと告げる ぼろぼろのスクールバッグを覗かれた日に 阿波野 巧也 不揃いなおにぎりたちに囲まれて手に取る強さを忘れてしまう 中山 靖子
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