歌会コメント
NF公開歌会一日目。会員7名でいつも薄暗い西部課外活動棟の一室でやっているように、何も変わらず歌会を行いました。もう少しお客さんが来てほしかったです。
詠草
美術館の人工的な直線を見た。僕しか見ていなかった/カジオ・ブランコ
やさしさはやさしさとして受け取ってみようと思いたいな ステッキ/森田歩
セーターの糸に視線を遣りながら きみが話し続ける流星期/津崎一加
色褪せたスワンボートにずぶ濡れで沈む夕陽がよく揺れている/森井翔太
フレッシュをひと息に入れ珈琲は木星となったのち冷めていく/湯浅桃
立てこもり現場からの中継 いずれ捕まるだろう 夏服が映った/布野割歩
戻れない喧嘩をしてもまた春はくる何事もなかったように/三上麦
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