歌会コメント
1回生7人で、親睦を深めるべく京都水族館へ吟行に行きました。オオサンショウウオやクラゲ、またペンギンの相関図などを見られてよかったです。その後の歌会では、同回生のみのゆるやかな雰囲気がありつつ、既存のフォーマットにのせることについてなどの議論も出て、いつもと少し違った歌会ができ楽しかったです。
詠草
わたしではないですよって顔をして銀のうろこを光らせながら/中島丈多郎
どこそこと同じ匂いを重ねたらクラゲはうかぶ 長細い道/春秋
うどんになるニシンとうどんにはならないニシンどちらもならんで泳ぐ/津崎一
手のかかる子ほど素直に見えていて水質管理みたいと思う/あめもよう
少しだけ大人のくらげも交じってる透明な月齢順の水槽/滝春子
- このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
- 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。