歌会コメント
12名が参加し、かなり長丁場の歌会となりました。急に涼しくなった秋の夜長に、合間でピザを頼んだりチョコを食べながら和気藹々と進めることができました。
詠草
快速が最寄りを通過するように喜びが捌けるようにスキップ/柳 たどりつく たどりつかない 海はどの瞬間をとっても表情だ/布野割歩 脳内の水面をルアーが泳いでる どこかにいったエントランスキー/森井翔太 書類から判子を離す時に抜く力のようにそっと初雪/武田歩 夜を籠めてまばたき我慢していれば浮き花がひかりからひかりへ/津島ひたち おにぎりといえば冷たくいつからか失った熱の例えとしての/三上思
- このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
- 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。