歌会の記録

立命短歌の方やOBの方を含めた7名でした。夏の雨が歌会のあいだにあがっていました。 無香空間透明ビーズをやわく押す　百万遍には看板があった／寺山雄介 ルビを振れ…

新たに入会してくれた方々の歓迎会をおこないました。途中ゲリラ歌会を開催、10名で題詠「青」(読み込み自由)をおこないました。以下の詠草はすべてテーマ「青」で提出…

猛暑のような気温のなか5名での歌会でした。 またここだ君の弾けない小節だいつか聞けなくなる小節だ／小林通天閣 ふるさとのナマリ懐かしチクデンチ　コウバに残るおと…

見学やOB、ゲストの方、中国の学生の皆さんと、外部から多くの方がいらっしゃいました。 仰望六十三层的高楼汽车鸣笛催促我回头看流浪汉的胡须染上七彩的灯光 ビルの谷…

見学・OBOGを含め八人での歌会でした。 木蓮も　花枯れゆきて葉の茂る　そういうものかと煙草を潰す／山田暢之 ありとあらゆる世界をあなたが割っていくたとえば私の…

小雨の中五名での歌会でした。題詠「鼻」もおこないました。 雨ではない雨ではないが声がしてさよならを言う雨ではないまま／金山仁美 永遠とわの幸　ねがい歩みし　古寺…

見学者含め9名でした。新しく入会された方も多く、新鮮な顔ぶれでした。 蹴上インクライン狂い咲く桜の根元に佇む殉職者之碑よ／篁宗一郎 「笑う」より「笑ふ」が好きだ…

お花見歌会でした。新たに四人の方が入会してくれました。 いちにねんさんねん前と遡る春のはじめの記憶のきみよ／穂波 来年の春のあなたが立つという街にも白い花はこぼ…

見学の方を含めて八名での歌会でした。 もうここで棺になれよ冬の陽の中で信号待ちする電車／城戸真色 ごま油、出しすぎた、この感覚が、あのすばらしいメロディーに似る…

クリスマスイブということでライン歌会を開催しました。参加者は四名でした。 電飾を頬に受けつつ待つことのマフラーを一重にして行く／穂波 だって冬はすべてが閉じてい…