歌会コメント
会員九名が集まって新年初の歌会を行いました。共通テストのため大学の施設が使用できず、カフェの一角をお借りしてゆったりと歌会を楽しみました。
詠草
手袋もせずに食器を洗うアルバイト帰路を照らす六等星/荻野花瓶 大人びた幼稚園児に教わって雨宿りみたいにするあくしゅ/依田口孤峰 人体を樹にたとえれば頭(ず)は果実つねに支えるには重たくて/はづき 水菜の根誰が切っても白くなり誰もがこの冬の中にいる/武田歩 朝焼けが深緋のおりを輝かしワイングラスに二十歳のクヌギ/森井翔太
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