歌会コメント
歌会。参加者15名。
阪大短歌から鈴木さんと澤田さんが参加してくださいました。
司会は阿波野でした。
一部の人は浴衣着用で、そのまま祇園祭へ向かったそう。僕は残念ながら参加できなかったのだけれど。帰るために丸太町から四条まで歩いたら、烏丸通には普段とはちがう雰囲気が漂っていた。浴衣ははだけてしまうのでたいへんですね。(阿波野)
詠草
(公開歌稿) 夕焼けは乱反射する くちづけのためにわたしは折りたたまれて/榊原 尚子 またひとつ知らないことを減らしては大人になったつもりでいるの?/北村 早紀 塀の高さに薔薇たち上がり一寸(ちよつと)だけ背伸びをしても手は届かない/安達 洸介 鉄道で行けるとこならどこへでも 旅の自由は買える不自由/澤田 恵理子 夏のきみと月の光と混じり合いついに青緑色のぼくら/阿波野 巧也 冗談が冗談をよぶ夏の暮れ空に無数のにはたづみ飛ぶ/藪内 亮輔
- このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
- 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。