歌会コメント
新歓歌会。詠草13首、参加者12名+見学1名。
奈良から大山さん、工藤さん、今井さん初参加。高さん初見学。
司会は榊原さんでした。
歌会後はまたもや将月へ。最近は鉄板焼きばっかり食べているような気がする。(阿波野)
詠草
(公開歌稿) 制服の制限時間 青春の軽やかな生感じて踊れ/中澤 詩風 どの屋根も私の屋根ではない街を特急はすぐ絵にしてくれる/北村 早紀 スーツ着て眠い眠いと月に吠えるサラリーマンは朝の狼/工藤 慈 ポスターは春の嵐に曝されてハチャトゥリアンはアルメニアの名/笠木 拓 散薬はきらいと言うからいちめんに咲いた躑躅(つつじ)のひとつをあげた/坂井 ユリ 春ショールの女性(ひと)が車道を渡りおりビニール袋にたけのこの里/山本 純也 水差しのなかに蜚蠊 出典のなきわたくしをもて昼を食ふ/藪内 亮輔
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