歌会コメント
新歓歌会。参加者10名。
北村さん、中澤さん、佐藤さん初参加。司会は阿波野でした。
歌会後はわらいへ。わらい焼きチーズは安定しておいしかった。(阿波野)
詠草
(公開歌稿) 菜の花に蔓からませて何らかのマメ科植物がのびてゐる/安達 洸介 美しき人が繙(ひもと)く行間(ぎょうかん)の白き谷より詩は流れ出づ/佐藤 瑞穂 窓硝子日の光ごと拭き取って君の声だけだけ聴きたくて/杉山 天心 京都駅 行きかう人は多いけど誰ともつながれないの 知ってる/中澤 詩風 さくらいろ君の名前が知りたいな出来れば声もきいてみたいな/北村 早紀 はじめてのスーツはラッシュに揺らされて車窓の奥で微笑む桜/廣野 翔一 永遠の枯野が花をささへると被弾のマリア像が云ふのだ/藪内 亮輔
- このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
- 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。