歌会コメント
吟行題詠歌会。参加者3名。
吉田山を歩きながら、歌を各自二首作る。題は「玉」、「巻」。吉田神社から登りはじめ、適当に歩いていると北参道へ抜けたのであった。
その後の歌会のほうは冷静に、的確に、という感じ。一首の良いところ、直すべきところをきっちりと言い合った。
題詠になると、何故か皆大掴みな歌になるという不思議。
その後はご飯を食べ、鴨川デルタで短歌しりとり。異様に「う」が当たり易い(例;歌集、短歌賞、雲母集)ので、要予習である。
詠草
題詠「巻」 貝類は解かれ巻かれ幾億の世代の果ての今朝髪を梳く 笠木拓 題詠「玉」 これがぼくの玉座なんだよ拝殿の裏に積まれし黒き杭群 (くひむら) 藪内亮輔 感覚をかつての感覚がなぞる玉虫厨子まだ閉じてあり 大森静佳
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