歌会コメント
5名でウサギノネドコ京都店の「石と光展」に行き、鉱物に関する歌を詠みました。様々な鉱物を間近で観られ、その色合いや光り方にとても感動しました。
詠草
水晶のかつて呼吸をしていたと思わせるその傷のつき方/武田歩 (Unknown) 来し方を問う視線さえこの結晶は取り込んでいく/市原砂 ラピス・ラズリのようなあおさのひとだったおとなになったからわかった/萩野花瓶 鉱物に微かな筋の入る度氷期と間氷期繰り返す/武田歩
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