歌会コメント
11月最後の歌会を行いました。秋の言葉も冬の言葉も登場し、季節の変わり目を感じました。
詠草
冷たさの岡田将生の微笑みに似てふくらんでゆく冬である/奥村鼓太郎 まそかがみかげりつつ生き延びることの冬を乗り越す者よおはよう/坂梨誠治 忘れ得し人らの声の聞こえ来て見上ぐれどなほ手をひらぐ楡/後藤英治 絵合わせの2枚目の手で選りて取る詰め替え用のマジックリンを/小野りた
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