歌会コメント
歌会、参加者8人。
本部かの子さん初参加。ありがとうございました。
詠草
01 月光の鳴りやまぬためいつまでも破璃を曇らせ待つ下車の時 吉岡太朗 02 みずいろの自転車がひとつとまっていてだれもいなくて秋の川原に 下里友浩 03 彼とふたり実家に着けば姉の着るノースリーブがやけに気になる 本部かの子 04 きらきらと息を凍らせ見送りはいらないと言う 真四角の池 東郷真波 05 家族連れの虹の声にて破られる君の磁界に我は居にけり 本部かの子
- このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
- 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。