歌会の記録:2007年6月23日(土)

歌会コメント

歌会 参加者5名。
今回も下里が司会でした。清記のために、ひさびさにペンで文字を書きました。
(前回とこの2回、文責は僕・下里です。)

歌会後、ボウル・アンド・チェインにて、各会員の短歌研究応募作についてディスカッションをしました。

詠草

01 夏うさぎフローリングのいちまいの板をえらんでまっすぐあるく  下里友浩

02 あじさいの咲く月だけが生まれ月 雫のごとく出会いをなぞる  笠木拓

03 すこしだけ笑ってほしい夏至の地下実験室のとびらの陰で  東郷真波

04 「手で食べていいよね」「別にいいだろ」とポテトフライをつまむ箸たち  吉岡太朗

05 試験管百本黙って洗ってる流せぬ気持ちは廃液入れへ  岡田典子
  • このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
  • 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。

会員ログイン

この歌会の記録には、会員のみに公開された内容があります。限定内容を表示するにはパスワードを入力してログインしてください。