歌会の記録:2006年4月14日(金)

歌会コメント

歌会 参加者6名。
華野まりさん初参加。ありがとうございました。
桜が満開だったり、珍しくサロンが混雑していたりと、
新学期の活気を感じる一日でした。

詠草

01 トラウマを負えば未来はなくなるの?さなぎのままで死にたる蝶々  波来谷史代

02 曇天のみづにこぼれるさくら花春をかなしみ人は過ぎゆく  西之原一貴

03 温室の電照の熱は今晩も俺の知らないつぼみをひらく  東郷真波

04 桜花(さくらばな)咲きも盛りのさくらばな逝けとばかりに いずれ死にたし  吉村千穂

05 ほんとうの雨は心に降される全国的に晴れ渡る空  吉村千穂

06 ウエハースひとつ挟んで東京の雑誌をよむおとうとのこいびと  下里友浩
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