歌会コメント
吟行@京都府立植物園 参加者7名。
夏の天はくもりにみちつつ蒼し、という感じの、吟行にふさわしい天気でした。
東郷さん、プロデュースありがとうございました。
詠草
01 残春の楽 花の散る痕あと命のごとくいまは代わりにすずめが宿る 井上嵩浩 02 蓮れんの花ふつふつ沸かせ少年のまだ頼りない裸身は沈む 生駒圭子 03 かみついたらおこるだろうか芍薬の無臭の輝き額を照らす 東郷真波 04 四葉の葉にテントウムシが宿ってました気がついたのは踏んだからだけど 井上嵩浩
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