歌会の記録:2005年5月28日(土)

歌会コメント

吟行@京都府立植物園 参加者7名。
夏の天はくもりにみちつつ蒼し、という感じの、吟行にふさわしい天気でした。
東郷さん、プロデュースありがとうございました。

詠草

01
   残春の楽
   花の散る痕あと命のごとくいまは代わりにすずめが宿る  井上嵩浩

02 蓮れんの花ふつふつ沸かせ少年のまだ頼りない裸身は沈む  生駒圭子

03 かみついたらおこるだろうか芍薬の無臭の輝き額を照らす  東郷真波

04 四葉の葉にテントウムシが宿ってました気がついたのは踏んだからだけど  井上嵩浩
  • このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
  • 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。

会員ログイン

この歌会の記録には、会員のみに公開された内容があります。限定内容を表示するにはパスワードを入力してログインしてください。