歌会コメント
久々の平日歌会です。参加者4名。中島裕介さん半年近くぶりの参加。
一首一首をじっくりと読みました。
詠草
01 片方の肩にコートを負いて立つ男の友の目見(まみ)深かりき 澤村斉美 02 底のなき瓶の底にてうたを聴きたり右目のみ泣き止めぬその訳 増田一穗 03 黄金の雨のようなものわが腕と友の腕とを分きて降れるは 澤村斉美 04 赤き葉を纏ひてゐたる霜月の遠くて夢にも人に逢はざる 松島綾子
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