歌会の記録:2002年11月25日(月)

歌会コメント

久々の平日歌会です。参加者4名。中島裕介さん半年近くぶりの参加。
一首一首をじっくりと読みました。

詠草

01 片方の肩にコートを負いて立つ男の友の目見(まみ)深かりき  澤村斉美

02 底のなき瓶の底にてうたを聴きたり右目のみ泣き止めぬその訳  増田一穗

03 黄金の雨のようなものわが腕と友の腕とを分きて降れるは  澤村斉美

04 赤き葉を纏ひてゐたる霜月の遠くて夢にも人に逢はざる  松島綾子
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