歌会コメント
2017年最後の歌会でした。この後忘年会に行きました。題詠「長」もしました。くれないで忘年会を行ってる最中にテーマ詠「酒」をやったりもしました。
詠草
終電に相応しいまで新鮮なラーメンの吐瀉物ぶちまけられ /北虎叡人 冬の砂浜から見ている水平線(ホライゾン)かなたで春がうねりうごめく /寺山雄介 ~~~~ 題詠「長」 ~~~~ 真四角も長方形と呼べること365日がラーメン /寺山雄介 夕まぐれ吾が歩みいし道のりは (´д`|||)長長長長(超超超超)長い /妹尾歩 ~~~~~~~~~ 忘年会テーマ詠「酒」 ~~~~~~~~~ 酒を飲み月を手のひらで掬おうとして死んでしまう人もいること /西川すみれ お酒の瓶の上にお酒の瓶がある 雲をつかむような話のなかで /吉岡太朗 鼻をすくあふる香りのよい酒は溢れるほどに傾けて注げ /大隅雄太 甘酒のにごりのようにとろかせば散らかる部屋も味わい深く /石本森羅 酒飲みの信楽たぬきぽこぽことひねもす店の前にたちおり /妹尾歩
- このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
- 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。