歌会コメント
OBOGの方が来てくださったのでゲリラ歌会を行いました。題詠も行ってみました。
詠草
噴水をめざして歩く目や耳が噴水そのものになってゆく /阿波野巧也 朱に沈む墓の軽かろきを知らぬのにデンドロビウムを供えたる人 /金山仁美 題詠:助詞「は」「と」「も」 五千円もしたわけです。ってぱたぱたとスニーカー踏みならすあなたは /濱田友郎 新緑はきみの町にもあるけれど今しばらくをきみと眺めた /阿波野巧也 いろはすは今日も明日もいろはすでどうにか存在している 水と /金山仁美
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