歌会コメント
詠草提出16名、見学12名と大規模な歌会になりました。詠草も評も十人十色で、見学の方からも活発に意見を出していただけました。
詠草
目薬を優しくさして眼球の中の青空無音で崩す/武田歩 水道の流れの色に彩られる 捻ると出るのはH2O/おぐにそ ホロ 明日水やりをする アポ 水をやり忘れたら枯れちゃうのかな/はづき 君の名を耳にした午後コーヒーにミルクはゆっくりゆっくり溶ける/真中遥道 浪人はコーヒーのよう彼言うがミルク入れても漆黒のやみ/たうよしいりも 知り合いとはじめましての大所帯話しにくさの花いちもんめ/小野りた 賀茂大橋 香霧に雲髪 湿ひて 君の雫は 落ちず漂ふ/膝倉瑞嬉
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